見上愛さんは、桐朋女子高校から桐朋女子中学校を経て、日本大学芸術学部へ進学し、大学在学中に女優デビューを果たしました。彼女の学生生活は、オンライン授業が主流となるコロナ禍の中でも女優業との両立を図り、見事に4年で卒業を果たすという輝かしいものです。
また、彼女の実家は音響関連の仕事をしている家庭で、6歳年上の兄からの影響も受けながら、彼女自身の夢に向かって邁進しています。今回は、見上愛さんの大学生活や家族について詳しく見ていきます。
見上愛の出身は日本大学の芸術学部
見上愛さんが進学したのは、日本大学芸術学部演劇学科の演出コースです。この学科は、日本の大学の中でも特に芸術分野に強い「日藝」として知られ、偏差値は約50とされています。
見上さんがこの学科を選んだ背景には、高校時代に演劇部で培った演技への情熱がありました。将来は演劇の分野で活躍したいと考え、演出について本格的に学ぶために日本大学を志望したようです。
日藝は、全国に16の学部を有する日本最大級の総合大学・日本大学の中でも特に芸術に特化した学部で、8つの学科を抱えています。その中の演劇学科は、偏差値52〜55と学力的にも難関であり、実技試験も課されるため、ただ単に学力だけでなく、芸術的な才能や表現力も求められます。
日藝出身者は、映画や舞台、テレビなど様々なメディアで活躍しており、日本の芸術分野で重要な役割を果たしています。見上さんもその環境で、専門的な演出技術や表現方法を学び、実践的な経験を積んだと考えられます。
このように、日本大学芸術学部で学ぶことは、将来の芸術家や俳優、演出家にとって大きなステップとなる場であり、見上愛さんの現在の女優としての活躍にもつながっていると言えるでしょう。
河合優実と同期だった
見上愛さんと女優の河合優実さんは、日本大学芸術学部の同期として知られています。お二人は同じ大学の芸術学部に在籍しており、見上さんは演出コース、河合さんは演技コースに所属していました。
大学での出会いは非常に印象的だったようで、見上さんは「入学したばかりの説明会で、すごいオーラを放つ子がいて、今声をかけないと後悔すると思って声をかけた」と語っています。その「オーラを放っていた子」が河合優実さんで、見上さんはその場で友達になってほしいと直接お願いしたとのことです。この行動がきっかけで、二人はすぐに親しくなり、大学の帰りに一緒に食事をしたり、お茶をしたりと交流を深めました。
河合優実さんもその時のことをよく覚えており、「見上さんの笑顔がすごく輝いていた印象が強く残っている」と振り返っています。また、大学に通いながら仕事を両立させることの大変さにも触れており、河合さんはその難しさから途中で中退したものの、見上さんが無事に卒業したことを尊敬していると述べています。
二人の関係は、同じ大学での出会いをきっかけに、親友へと発展していきました。見上さんは、河合さんの持つ才能や個性に惹かれ、強い絆を築いたと言えるでしょう。彼女たちは大学時代から互いに刺激を与え合う関係で、女優としての活動にも良い影響を与え続けています。
大学1年で女優デビュー
見上愛さんは、日本大学に進学した2019年に女優としてデビューを果たしました。大学1年生のとき、見上さんは芸能界に入ったものの、元々は女優ではなく演出家を目指していたそうです。しかし、運命の巡り合わせで女優としての道を歩むことになります。
見上さんの女優デビューは、2019年8月31日に放送された日本テレビ系土曜ドラマ『ボイス 110緊急指令室』の第7話へのゲスト出演です。この出演がきっかけとなり、彼女はその後、数々のドラマや映画に出演していきます。
2020年1月には、TBSの火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』でレギュラー出演を果たし、女優としてのキャリアを本格的にスタートさせました。同年には映画『星の子』で映画初出演を飾り、さらに注目を集めました。
また、2021年には映画『衝動』で初主演に抜擢されています。この映画で見上さんは失語症の役を演じましたが、役作りの際には大学で心理学を学んでいる教授からアドバイスを受けるなど、役柄に深く向き合っていたことが伺えます。
見上さんは大学時代、コロナ禍の影響でオンライン授業が中心だったこともあり、学生生活と女優業を見事に両立させました。大学在学中は忙しい芸能活動をこなしつつも、学業にも真剣に取り組み、2023年3月には無事に卒業。学業を途中で投げ出すことなく、ストレートで卒業したことは、非常に立派な成果です。
見上さんは、女優としての活動が順調な一方で、将来的には演出家としての夢にも挑戦したいと考えているようです。彼女の多彩な才能と向上心が、今後の活躍にも大きく影響することでしょう。
見上愛の出身は桐朋女子高校
見上愛さんの出身高校は、東京都にある桐朋女子高等学校です。この私立の名門校は、普通科の偏差値が67と非常に高く、難関校として知られています。また、演劇に力を入れている学校でもあり、見上さんが高校時代に演劇に熱心に取り組んでいたこととも合致します。
見上さんが桐朋女子高等学校出身であることは、第4回高校生劇評グランプリに「桐朋女子高等学校 2年 見上愛」として優秀賞を受賞していたことからも確認されています。この劇評は2018年に行われており、見上さんが高校2年生の時期にあたるため、年齢的にも一致しています。これらの情報から、桐朋女子高等学校の出身であることは確実とされています。
桐朋女子高校は1941年に開校し、長い歴史を持つ私立女子校です。地域では「お嬢様学校」としても有名ですが、校風は自由でアットホームな雰囲気があり、勉学だけでなく芸術分野においても個性を伸ばすことが奨励されています。見上さんが在籍していた普通科は、偏差値67という高い学力を求められるコースで、学業にも優れていたことが伺えます。
同校には音楽科もありますが、見上さんが在籍していたのは普通科です。桐朋女子高校は中高一貫教育を提供しており、自由な校風の中で生徒の個性を大切にしている点も特徴的です。見上さんがこのような環境で演劇に打ち込み、将来の女優としての基盤を築いていったと考えられます。
高校時代は演劇部
見上愛さんは、高校1年生の途中でハンドボール部から演劇部に転部しています。中学1年から高校1年までの約3年間、ハンドボールを続けていたものの、ある時「なぜ自分がハンドボールをやっているのか分からなくなった」と感じたそうです。これをきっかけに、自分の本当にやりたいことを追求しないと後悔するのではないかと考え、思い切って演劇部に転部することを決意しました。
演劇に興味を持ったのは中学2年の頃、両親に連れられて観た舞台がきっかけだったそうです。その後、少しずつ演劇に魅了されていき、高校では演劇に本格的に取り組むことになりました。
見上さんが在籍していた桐朋女子高等学校の演劇部では、部員が少なかったため、彼女が演出と脚本の両方を担当することが多かったそうです。実は本来は照明の仕事をやりたかったとのことですが、部内での役割分担の都合上、演出と脚本に携わることになったと語っています。しかし、これが彼女にとっては大きな経験となり、後に女優としても演出家としても貴重なスキルを培うことに繋がったようです。
さらに高校2年生の時には、「高校生劇評グランプリ」で優秀賞を受賞しています。この受賞歴が彼女の演劇への情熱や実力を示しており、高校時代から演技と演出において優れた才能を発揮していたことが分かります。
演劇部での活動について、見上さんは「演劇は自分の得意な分野を頑張れるし、演じることで観客に何かを届けられるのがとても楽しかった」と語っており、彼女にとって演劇は充実した時間を過ごすことができた場所でした。高校時代の経験が、現在の女優活動においても大きな影響を与えていることは間違いありません。
また、幼少期から習っていたバレエも続けており、3歳から18歳までの15年間、バレエの練習を積んでいました。その他にも、習字や作文といった活動にも取り組んでおり、様々な芸術的な経験が彼女の表現力の基盤となっています。
高校時代から演技のスクールに通っていた
見上愛さんは、桐朋女子高等学校に通いながら、演技を学ぶためにワタナベエンターテインメントスクールへ通っていました。この高校では芸能活動や劇団への所属が禁止されていたため、学校外で演技を学べる場所を探し、習い事としてこのスクールに入校することに決めたそうです。
もともと見上さんは、将来演出家を目指しており、演出のスキルを磨くためには演技も学んでおくべきだと考えていました。演劇部の先輩たちからも「演出家になるためには、演技の視点を理解しておいた方が良い」というアドバイスを受けたことがきっかけで、演技の勉強を始めることになったのです。
この経験について見上さんは次のように話しています。
「演出家を目指していた頃、演技をする人の視点を知ることが大切だと感じました。それで演技の勉強をすることにしましたが、当時通っていた桐朋女子高等学校では芸能活動や劇団への所属ができなかったため、習い事として演技を学べる場所を探し、ワタナベエンターテインメントスクールに通い始めました」
見上さんがワタナベエンターテインメントスクールに通い始めたことで、彼女の才能が開花。そこで現在のマネージャーに声をかけられ、結果的に女優デビューのチャンスを掴むことになります。演技の勉強はあくまで演出家を目指すための手段でしたが、ここから彼女の女優としてのキャリアが始まったのです。
こうして、高校時代に演技のスクールで学んだ経験が、見上さんの女優としての第一歩を踏み出すきっかけとなりました。
高校時代はモテまくり
見上愛さんは、高校時代にとてもモテていたというエピソードがいくつも語られています。特に女子校での学生生活では、その人気ぶりが際立っていたようです。
彼女自身が過去のインタビューやイベントで、バレンタインデーの思い出として「中学・高校ともに女子校だったんですが、毎年バレンタインには100個以上のチョコレートをもらっていました」と驚きのエピソードを披露し、会場を驚かせていました。この発言からも、いかに多くの同級生から慕われていたかがわかります。
さらに、高校3年生の文化祭では、見上さんがバンドでギターとボーカルを担当し、ファッションショーにも出演するなど多才ぶりを発揮。後輩の女子たちが彼女に夢中になり、「キャーキャー」と歓声を上げていたそうです。本人も「文化祭のときだけは、本当にすごく人気でした」と懐かしそうに当時を振り返っています。
特に文化祭でのバンド演奏では、カリスマ性を発揮し、後輩たちを魅了していたことが語られ、まさに学内のスター的な存在だったことがうかがえます。女子校で過ごした見上愛さんの青春時代は、同級生や後輩たちからの支持を集め、華やかなものだったようです。
このように、見上さんは学生時代から多くの人に愛され、その魅力は今の女優活動にも通じるものがあるのかもしれません。
見上愛の出身は桐朋女子中学校
見上愛さんの出身中学校は、東京都にある私立の桐朋女子中学校です。桐朋女子中学校は、桐朋女子高等学校と併設された系列校であり、中高一貫の教育を行っています。この中学校の偏差値は48とされており、桐朋女子高校への進学にあたっては、高校からの募集がわずか20名程度と非常に狭き門となるため、中学受験での入学が進学の確実なルートとされています。
桐朋女子中学校は、学問だけでなく、さまざまな課外活動や部活動も盛んで、見上愛さんもこの学校で多くの経験を積んでいます。
中学時代のエピソード
見上愛さんが演劇に興味を持ち始めたのは中学時代のことです。しかし、当初は役者ではなく、演劇の裏方、特に照明の仕事に強い興味を抱いていました。これは観劇好きなご両親に連れられて舞台を観に行ったことがきっかけだったそうです。中学2年生のときに観劇の魅力に触れ、そこで演劇の世界に惹かれていきました。
また、中学時代の見上さんは、ハンドボール部にも所属しており、3年間続けていたというアクティブな一面もあります。中学1年生から始めたハンドボールは、彼女にとって部活動の中心的な存在でした。しかし、部活動だけではなく、中学時代からバンド活動にも興味を持ち、ギターとボーカルを担当していたという多彩な一面も持っています。彼女は、音楽活動を通して表現する楽しさも感じていたようです。
演劇に本格的に進む決断をしたのは、中学3年生のとき。日本大学芸術学部への進学を決めたのもこの時期です。中学時代に照明の仕事に興味を持ち、やがて演劇全般に情熱を傾けるようになった見上さん。部活動やバンドなど、様々な活動を行いながらも、演劇への強い思いを深めていった彼女の青春時代は、多忙かつ充実したものだったことが伺えます。
見上愛の出身小学校は不明
見上愛さんの出身小学校については、詳細が公表されておらず不明です。しかし、彼女が東京都出身であることから、地元である東京都杉並区内の公立小学校に通っていた可能性が高いと考えられています。
桐朋学園には桐朋学園小学校も併設されていますが、見上さんが中学受験をしたことが確認されているため、桐朋学園小学校ではなく、地元の公立小学校出身である可能性が高いと言われています。
小学校時代の将来の夢
見上愛さんの小学校時代の将来の夢は「日本の首相になること」でした。幼少期から高い目標を持っていたことが伺えますが、その後、演劇の道に進むことになり、現在は女優として活躍しています。
見上愛の実家は4人家族
見上愛さんは両親と兄がいる4人家族で、東京都出身です。彼女はハーフではないかという噂が出ていますが、実際のところ、見上さん自身はハーフであると公言していません。顔立ちが非常に整っていることからハーフに見えると言われることもあるようですが、これはあくまで噂の域を出ない情報です。
見上愛さんのご家族について、両親と兄という4人家族ということが知られています。家族構成については、一般の方であるため詳細は公にされていませんが、兄は見上さんより6歳年上で、進路や人生に大きな影響を与えている存在のようです。
実家が杉並区という噂
見上愛さんの実家は、東京都杉並区ではないかと噂されていますが、これも確実な情報ではなく、公に確認されたものではありません。杉並区は都心へのアクセスが良く、治安も良いエリアとして知られ、芸能人も多く住んでいる地域です。そのため、見上さんの実家がこの地域にある可能性もありますが、確定情報ではありません。
父と兄は音響関係の仕事
見上愛さんの父親は音響関係の仕事をしており、ギターも演奏するという情報があります。また、6歳上の兄も音響関係の仕事をしており、見上さんは兄の影響を大きく受けて育ちました。彼女自身、インタビューで「兄は自分が何をしたいのかをしっかり見つけてから挑戦していく人で、その姿を見て私も影響を受けました」と語っています。
幼少期から自分のやりたいことをよく考えていたという見上さんですが、それには兄の存在が大きく関係していたようです。また、父親と兄の仕事ぶりを見て、照明の仕事に興味を持ち、兄と一緒に仕事ができるかもしれないという夢を抱いていたことも明かしています。
見上愛さんの家庭環境や家族からの影響は、彼女のキャリア選択や人生観に深く関わっていることが伺えます。
見上愛さんは、演技に対する情熱と学業の両立を見事に成し遂げた若き女優です。大学生活での多忙な日々を送りながらも、演出家への夢を持ち続ける姿勢は、多くの人々にインスピレーションを与えています。実家の音響業界での影響や、学生時代のモテエピソードなど、彼女の成長の背景には、様々な経験が隠れています。今後の活躍に期待が寄せられています。
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